【YouTube動画】
「第77回おきつる角力大会」が令和5年7月2日(日)に開催され、私も参加してきました。
「角力」と書いて「スモウ」と読み、沖縄では伝統的な競技です。
沖縄県外で大会が開催されているのは横浜鶴見だけで、1930年代から沖縄角力大会が開催されています。
力士は柔道着の上着をはおり、幅広の帯を腰に締めて出場します。右手を相手の帯に差し込み、左手で相手の帯を掴んだ体勢から「タイヨー!」。相手の背中を地面に押し付けた方が勝ちで、一本背負い、大外刈り、鯖折りと激しい技を出し合います。
韓国角力に少し似ていて、モンゴル角力とほとんど同じやり方です(「おきつるコミュニティQ&A」より)。
毎年、沖縄県からも招待選手が参加しており、今回も久米島から5人の精鋭が参加して本場の技を披露して盛り上げてくれました。
参加した感想
今年はコロナ禍も収束して、例年参加されていた常連の猛者も多く参加されて大いに盛り上がっていました。
特に久米島から招待されて参加していた選手は、日ごろから取り組みを行っているだけあり技をしっかり掛けて魅せる角力を披露してくれました。小柄ながらに大男をなぎ倒す様はまさに「柔よく剛を制す」を体現されています。
白熱した取り組みを後押しする「ちばりよー」の声援や指笛が鳴り響き、鶴見が沖縄になっていました。
優勝した小野瀬選手は神奈川県警に所属する柔道の有段者で去年に続き2連覇を達成。
【イベント概要】
令和5年7月2日(日)「第77回おきつる角力大会」
場所:入船公園 自由広場(横浜市鶴見区弁天町3-1)
参加人数:32名