今回で76回目と伝統ある大会、沖縄角力大会に初参加させていただきましたのでその模様をお届けします。
<ご案内>
大会の模様
コロナ禍の影響もあり3年ぶりの開催となった今年は、沖縄の本土復帰50年と節目のとしてもあり、事務局も出場選手の抗原検査の実施等、感染対策をしっかり実施したうえで無事開催されました。
会場も例年は小学校を借りていたのが、今回は入船公園での野外開催。清々しい好天に恵まれてとても気持ち良い環境でした。
沖縄県以外では、ここ鶴見でしか行われていない角力大会とあって沖縄出身者も大勢あつまり大盛況でした。
沖縄角力が盛んな久米島からも招待選手が6名駆けつけ、その強さを存分に発揮していました。
前回大会優勝者(久米島出身)も参加しており、体格差をものともしない強靭な足腰で自分より大きな選手を投げている姿は圧巻でした。
準決勝前には沖縄角力が題材の『シマ節』の生演奏があり、唄者の濱里さんは南大東島から駆けつけてくれました。
私も2回戦で久米島の選手と対戦し、ストレート負け。体格差では圧倒的に有利でしたが、試合慣れした相手の前で何もできずに終わりました。
久米島は角力大会が盛んで年に6場所実施されており、仕事終わりや学校帰りに練習をするなど取り組み姿勢が全く違いました。
久米島出身同士の対決では、お互いに手の内を知り尽くしているがゆえに拮抗した展開となり見応え抜群の取り組みでした。
決勝戦は神奈川県警に努める柔道有段者(5段)と久米島からの招待選手(私が2回戦で敗退した選手)の対決。
この取り組みも体格差は歴然でしたが、久米島出身選手の粘りもあり激闘が繰り広げられました。
今回の取り組みは柔道有段者に軍配があがり、並み居る久米島の猛者を抑えての初優勝!おめでとうございます。
鶴見沖縄県人会・おきつる協会の皆さま、素敵なイベントを実施していただきありがとうございました。おかげさまで貴重な体験ができ、とても良い思い出となりました。
今回お声かけいただいた実行委員の下里さんからも一言いただきました。