2022年6月1~5日、池袋サンシャインシティにて「第13回沖縄めんそーれフェスタ2022」が開催されました。
コロナ禍により3年ぶりの開催となった大イベント。今回もその模様をミカエル・コバタさんに寄稿いただきましたので、以下お届けします。
<ご案内>
「第13回沖縄めんそーれフェスタ2022」レポート
東京・池袋のサンシャインシティで、「第13回沖縄めんそーれフェスタ2022」(主催=サンシャインシティ)が、6月1日(水)から同5日(日)までの会期で開催された。
同イベントはコロナ禍のため、2020年はオンラインでの開催、2021年は中止となっており、“リアル開催”は実に3年ぶりとなった。例年の会期は10日間だったが、今年は5日間に短縮された。
イベントを実施する上で、主催者側はさまざまな感染対策を工夫。メインである4階展示ホールでの「沖縄物産展」は密を避けるべく、会場面積を従来の約2倍に拡大し、その結果、過去最多の46店ほどの沖縄そば、飲食物、特産品、土産物などの出店があった。
さらに物産展会場への入場は人数制限を設けWEB予約制を導入し、来場者が密集することを回避。4階展示ホールでのライブやビアテラスも例年通り開催された。飲食コーナーの座席にはアクリル板が設置されていた。
B1の噴水広場では、事前に整理券を配布する形で「沖縄ライブステージ」が催され、古謝美佐子、普天間かおり、きいやま商店、THE SAKISHIM meeting、石垣優、DIAMONTES、平川美香、宜保和也、下地暁といったそうそうたる沖縄アーティストたちがフリーライブを行った。
なかでも元やなわらばーのメンバーとしておなじみの石垣はソロになっての初の楽曲「花ひら」など8曲を熱唱した。
4日には館外のサンシャイン60通りで、「池袋めんそーれ祭り」と謳って、和光青年会、東京中野真南風エイサー、桜風エイサー琉球風車、東京中野区新風エイサー、琉球舞団 昇龍祭太鼓らがエイサー演舞を披露。
また、サンシャイン水族館ではコラボ企画「いきものディスカバリーめんそーれver.」を実施し、「いきものディスカバリー」の一部が沖縄仕様で届けられた。
会期の期間や、物産展での入場制限など若干の制約はあったものの、おおむね3年前と同規模の開催内容。5日間、サンシャインシティは沖縄一色で、訪れた沖縄を愛する人々の胸を大いに熱くしてくれたようで大盛況で幕を閉じた。
来年こそは一切の制約を外したイベントが開催されてほしいものだ。最後になるが、万全ともいえる感染対策を施しての開催にこぎ着けたサンシャインシティには敬意を払いたい。
(取材・文=ミカエル・コバタ)