2023年10月、関東エイサーの原点となった「中野区・沖縄郷土の家」の流れを継ぐエイサーが中野区の保育園にて披露されました。
以下、中野区エイサー連合会代表の上原慶さんにお話いただきます。
<ご案内>
関東エイサーの原点、「中野区・沖縄郷土の家」
かつて中野区は1970年に中野区青少年課の施策により「中野区・沖縄郷土の家」が中野区中野6丁目に開設され、上京して心の拠り所のない青年たちが身の上を相談でき、故郷の仲間と語らい明日の活力を得る憩いの場として、沖縄県人がこの地に集うようになりました。
そして同年に「渡慶次エイサー」が始まりました。
その後「東京沖縄県人会青年部」が締太鼓の「比嘉青年会(現:久保田)」の型を取り入れ各所にエイサー団体が増えていったという記録が残っています。
その「郷土の家」の学区内にある社会福祉法人 青柳保育会 中野打越保育園でエイサーが行われました。
おそらく?東京で初めてとなる本場沖縄に保育園オリジナル衣装を発注(園田・胡屋御用達・きもの乃なかそね)し、初お披露目となりました。
中野・東京エイサーのルーツとなった久保田青年会のオリジナル曲「守礼の島(運動会ポップスアレンジ)」を取り入れていただき中野と沖縄のご縁を表現してもらっています。
「守礼の島」のポップスアレンジは久保田自治会に了承いただき作成しました。企画&作成は「関東エイサーハチウクシまつり実行委員会」です。
保育園オリジナル衣装に合わせて「中野区エイサー連合会」よりミニのぼり旗を保育園に寄贈させていただきました。