関東エイサーの再出発!
今回は2022年3月20日に横浜市鶴見区にて開催されるエイサーイベント「関東エイサー ハチウクシまつり2022」についてお知らせします。
今年は沖縄の本土復帰50周年、そしてコロナ渦からの新たな決意。
「関東のエイサー」の熱い思いが込められたイベントとなっております。
関東で力強いエイサーを見て元気になりたい、沖縄の風を感じたい方、要チェックです!
<ご案内>
「関東エイサー ハチウクシまつり2022」とは?
ハチウクシ(初興し)とは沖縄の方言で「仕事始め」という意味を持ちます。
沖縄の年中行事のひとつであり、旧暦の正月2日から3日に豊年満作や豊漁を願ってお祈りを捧げたり、地域で集まって余興を楽しむなどしています。
各地のエイサー団体は夏の旧盆に向けて練習を開始する際に地域の皆さまやお世話になっている人達を招き「ハチウクシ」を行い、新年をスタートさせます。
今回の「関東エイサー ハチウクシまつり2022」は、世田谷を中心に活動するエイサー団体「和光青年会」の清水剛会長が発起人となり、 3/20(日)に横浜市鶴見区にてエイサーまつりを開催します。
新型コロナで自粛や縮小を余儀なくされた関東エイサーの再出発への決意が「ハチウクシ」の言葉に込められています。
今イベントは関東で活動する17のエイサー団体が参加予定となっております。
以下、公式サイトより清水剛会長のお話を引用します。
2022年を迎え、今年は「沖縄本土復帰50周年」という節目の年になります。
私達関東で沖縄の伝統文化である「エイサー」を踊らせてもらっている全ての団体は、このことを意識し、学ぶこと、そして踊ることで沖縄以外の方々にも「興味、関心」を持ってもらうきっかけになりたいと思います。
関東でエイサーが踊られ始めて約50年。その後、いろいろなまつりが行われるようになり、現在活躍しているエイサー団体の多くができて約20年が経ちます。
まだまだ沖縄の本来の伝統文化であるエイサーとはかけ離れているかもしれませんが、関東に移り住みエイサーを始めた先輩や、関東に産まれながらもその魅力に引き込まれ踊ってきた先輩方、これまで築いてきてくれた「関東のエイサー」という新しい文化がようやく認知され始め、動き始めていたように感じています。
そんな最中、2020年3月から「新型コロナウイルス」により軒並みまつりは中止、練習はおろか、仲間と集まることさえ出来なくなってしまいました。まだまだ収束とは言えず「withコロナ」「アフターコロナ」と時間はかかりそうです。
しかしながら、少しずつ経済も動き始め、各地域の方々も活気を取り戻し「今年こそはまつりを!」と頑張っておられます。
私達エイサー団体もただ待つのではなく、感染対策をきっちり行なった上で、先輩たちが作ってきてくれた「関東のエイサー」という文化を次の世代に繋げるべく、まずはコロナ前の状態に少しでも近づけていきたいと思っています。
自粛生活の中で離れてしまったメンバーも、活動休止に追い込まれた団体も多数あると聞いています。
そんな中ではありますが今回の「関東エイサーハチウクシまつり」で今一度、関東のエイサーを踊る人、エイサーを愛する人、沖縄を愛する人、みんなで顔を合わせ、仲間の大切さを感じながら「再出発」したいと考えています。
また、当メディアでも先日ご紹介した中野区エイサー連合会代表、上原慶さんも実行委員のおひとりとして参加されています。
上原さんについてはこちらの記事もご参照ください。
上原さんの今イベントへの思いも以下にお届けします。
新型コロナの影響で「関東のエイサー」という文化自体が危ぶまれる状況になりました。
2022年は「沖縄本土復帰50周年」。 帰れぬ故郷に思いを馳せ、笑いながら、泣きながら先輩方が踊り続けてきたエイサーをここで途切れさせるわけにはいかない。
唄い踊ることで 「自分の生きる軸」を取り戻せる エイサー文化という場所を後輩たちに残せるように。
急な呼びかけにもかかわらず関東エイサー17団体の皆さまに賛同いただき開催する運びとなりました。
よろしくお願いいたします。
実行委員の皆さんのメッセージはこちらからご覧いただけます。
イベント詳細
日時:2022年3月20(日) 11:00〜
場所:入船公園 自由広場(神奈川県横浜市鶴見区弁天町3−1)
公式サイト:関東エイサー ハチウクシまつり
各SNS:Twitter Instagram Facebook
出演団体とタイムテーブル
各参加団体のくわしいご紹介やイベントの感染対策等については公式サイトにてご確認ください。
「関東のエイサー」の再出発、躍動をいっしょに感じませんか?
私も見に行きますのでご一緒いただける方はぜひお問い合わせからお声かけください!