東京(関東)の沖縄イベント情報

「It’s too quiet for breathing.」(5/1)のご案内&近藤陽太さんインタビュー(人との企画室)

 

来間祐一郎
ハイサイ!東京うちなんちゅ会の来間(くりま)祐一郎です。

 

サンゴや環境保護に深い関心を持つイベンター、近藤陽太さんの主宰するシリーズライブ「It’s too quiet for breathing.」の第2回目が決定しましたのでお知らせします。

今回はイベント紹介とともに、近藤さんの思いもより深く掘り下げて伺いました。

 

<ご案内>

 

近藤さんと「人との企画室」について

近藤陽太さん

近藤陽太さん

 

来間祐一郎
まず近藤さんが最近立ち上げた事業「人との企画室」の経緯を教えてください。

 

近藤陽太さん
近藤陽太さん
2021年から音楽ライブ配信サービスの会社で働き始めました。

 

その中で、配信ライブを何度か企画させていただき、自分で何かを企むことが好きなことに気づきました。

今年に入ってから、自分が主体となってイベントをつくっていきたいと思い、「人との企画室」という屋号を設けました。杉並区にある6畳の一室です(笑)。

人と対話しながら創作することを大事にしたいですし、今後はそれがより重要になっていくのではないかなと思っています。

これが"人との"企画室の名前の由来です。

 

サンゴ、環境保護への思い

沖縄の珊瑚礁

沖縄のサンゴ

 

来間祐一郎
2040年までに約9割のサンゴ礁の死滅が危惧されています。サンゴや環境保護への思いを教えていただけますか?

 

近藤陽太さん
近藤陽太さん
とにかく海が好きなんです。

 

0歳の時から、毎年夏になると愛媛にある祖父の家にいき、海で遊んでいました。それが原体験です。

 

愛媛の海_4歳

愛媛の海_3歳

沖縄の海_5歳

沖縄の砂浜_21歳

沖縄の砂浜_21歳

 

“保護”なんておこがましいことは思っていません。

例えば、海の幸があるから僕は豊かな生活を送ることができています。刺身が無性に食べたくなるし、そうすると酒もうまくなる(笑)。

 

石垣島で地元の方が獲ってくれた魚

 

そんな生活に終わりがきてしまうかもしれない。それはとても悲しいし、ばかげたことのようにも思えます。

だからといって、全身全霊を海に捧げることはできない。どうしても自分のやりたいことだったり、私利私欲を差し置くことはできない。

これらに折り合いをつけたひとつの答えが、このイベントです。

サンゴには正直そこまで興味がありませんでした。

いろいろと調べていくうちに、その魅力や重要性を知っていきました。

海のためにできることはたくさんあると思いますが、神秘的なところ、見た目が美しいところも含めて音楽と相性がいい気がして、イベントのコンセプトに取り入れました。

感覚的な話になってしまいますが。

 

今後、展開していきたいこと

ご出演いただくミュージシャン、見に来てくださったお客さんが充実した時間を過ごせる機会、場所をつくっていきたいです。月並みですが。

そこで、見聞きしたことのない音楽が生まれたり、個々人が個々人の好きな感情に入り浸ることができたら最高だなと思います。

同時に、自分自身もその過程を楽しんで、いろいろな方と出会い、できることを徐々に増やしていきたいです。

そしてそして、こうした試み・取り組みが、海との共存にもつながっていくことが理想です。

今はイベント収益の一部をサンゴを植える活動団体に寄付するというかたちをとっていますが、やり方は模索していきたいです。

要は欲張りです(笑)。

 

今回のイベントへの思い

近藤陽太さん

 

今年の2月から「It’s too quiet for breathing. 」というイベントを立ち上げました。

「息をするには静かすぎる」と訳せるのですが、音楽が好きな人間にとって音楽のない世界は息苦しい、だから音を鳴らそうよ、という意味を込めています。

未だに誰かがこのイベント名を口に出していることを聞いたことがないので、ちょっと違ったかな〜とも思っています(笑)。

今回はその第2回目となります。出演者のみなさんの熱量が冷めないよう、あまり間を開け過ぎずにやりたかったので、開催が決まってうれしいです。

若手ギタリストの田村雅也君も入ってくれて表現も変わるだろうし、会場のneoneraさんは「Tiny Desk Concert」のようなあたたかい空間です。

DJがさりげなく音を出してくださるので、おくつろぎいただけるかと思います。

セッションライブにお金を払うって結構ハードルが高いと思っています。「自分の好きな曲を生で聴ける!」というモチベーションがない。

でも一度体験して欲しいです。

生の人間の、音を介した、その場限りのやり取りを。

ちなみに前回来てくれた友達は、よくわからなかったと言ってました(笑)。

でもその彼なりの感覚は、どこかのショップで買えるものではないと思うんです。

 

イベント情報

 

 

It’s too quiet for breathing. 0501 - Live & Dj event -

 

< Date >
2022年5月1日(日)

< OPEN >
16:30/START 17:30

< Venue >
neonera(溝の口/フィオーレの森)
https://www.musichall-neonera.com/

< Ticket >
前売り 3,500円/当日 4,000円 +1order

▼チケット予約
https://itqfb.page.link/neonera0501

< Act >
Jan Urila Sas /Vo,Gt,Kiyosada (jan and naomi,Great3,GOD) 守家巧 /Ba (ex.RM jazz legacy) 柏倉隆史 /Ds (toe,the HIATUS) 田村雅也 /Gt Yama a.k.a.Sahib /DJ

 

Jan Urila Sas

柏倉隆史

守家巧

田村雅也

Yama a.k.a.Sahib

 

▼出演者プロフィール
https://itqfb.page.link/profile0501

< Concept >
2040年までに約9割のサンゴ礁の死滅が危惧されていることを受け、イベント収益の一部は沖縄の海にサンゴを増やす活動に寄付します。 音楽を通して、海に恩返しをできればと思います。

▼詳しく知る
https://itqfb.page.link/thought

柏倉隆史 photo by YOSHIHARU OTA
近藤陽太 photo by 内田隼人

 

 

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