今回は2022年11月11日、神保町にて行われた関東沖縄経営者協会主催「経営セミナー」の模様をお届けします。
主役は溶岩焼きステーキ「やっぱりステーキ」を中心に破竹の勢いで快進撃を続ける株式会社ディーズプランニング代表取締役の義元大蔵さん。
18歳で語学留学して帰国後は飲食、広告、物流、IT、卸しなど様々な事業に携わり、2015年に独立して「やっぱりステーキ」を大ヒットさせ全国に90店舗以上を展開。沖縄そば、唐揚げ、焼き肉、ポテト店も手掛ける注目の経営者です。
参加する皆さんの熱気に溢れるセミナーの様子をお届けします。
<ご案内>
セミナーの様子
義元さんが登壇されるとあって、セミナーはいつもの平均を大きく上回るたくさんの参加者が来られました。
冒頭に新垣会長のご挨拶、ご紹介により始まり、義元さんが来歴、ビジネスのコツ、それから将来への展望を広く語られました。
那覇高校を卒業後に米国留学してユダヤ人の教授にビジネス学を夢中で学んだこと、日本で飲食コンサルタントとして多くのお店で売上を劇的に上げてきたこと。
さらにはアパレルや国際物流、広告代理店、WEBマーケティングなど様々なジャンルに体当たりで死にものぐるいで挑んできたこと。
そして「ステーキを特別な日だけに食べるものとせず、普段から気軽にお腹いっぱい食べてほしい」との思いから独立して那覇市若狭のカウンター6席の小さな規模から「やっぱりステーキ」を始めて事業拡大していったこと。
https://www.youtube.com/shorts/elmZytdyK9o
義元さんの語る姿はとてもエネルギッシュで、同時にビジネスマンとしての厳しさ、鋭さも感じさせるものでした。
ただそれ以上に「何をやればお客様やスタッフに喜んでもらえるか?」「どうやってお店の、自らの魅力を伝えていけば良いのか?」と、関わる人を幸せにするために常に固定観念にとらわれず創意工夫する姿勢を持ちづけている方という印象を強く受けました。
そのあたりに成功の秘訣とうちなんちゅとしてのメンタリティが感じられ、聞いていて嬉しくなる思いもしました。
すでに「成功した経営者」になられている義元さんですが「まだまだ途中経過」とのこと。
これからさらにどんな飛躍を見せていただけるのか。セミナーに集まった皆様にも大いに刺激と学びになったことと思います。
セミナー後は参加者の皆さんとの質疑応答で熱いやりとりが交わされ、名刺交換や写真撮影を経て、セミナーはお開きとなりました。
セミナー後は沖縄の貧しい子、十分にご飯が食べられない子を支援するための募金の呼びかけも行われました。経営の話のみならず、こうした取り組みが行われる優しさも沖縄ならではですね。
協会は今後も活発に活動していきます
関東沖縄経営者協会(KOMA)は長引くコロナ禍で思うように活動できない状態が続いていましたが「これから本格的に再始動していく」という新垣会長の力強いお言葉も聞かれました。
その一環として例えば「ビジネス・ナイト・ミーティング」が毎月第3水曜日もしくは第4水曜日に定期開催されます。
これは協会メンバーが飲食店にてざっくばらんに楽しみながら異業種交流、名刺交換などを行っていくというものです。
さらに年末には第56回KOMA忘年会、年明けには東京沖縄県人会などと合同で行う「合同新春の集い2023」も予定されております。
関東の沖縄出身、沖縄好きな経営者が切磋琢磨しあう関東沖縄経営者協会に興味がある方はいつでも気軽にお声かけください。